君の小さなともしび
ここで大きな輝きになる

少人数授業だからわかりやすい!という文字が入っている吹き出し男子学生が夏の制服を着て、笑顔で両手を広げてポーズを取っている
楽しい行事もたくさん!という文字が入っている吹き出し女子学生が夏の制服を着て、片足を後ろに上げ、片腕を空に伸ばして楽しそうにポーズをしている
地域と一緒に授業ができる!という文字が入っている吹き出し女子学生が夏の制服の上にハッピを着て、笑みを浮かべ、右腕を軽く上げ、左足も少し上げて楽しそうにポーズをとっている
耶馬溪学で自然を学ぼう!という文字が入っている吹き出し女子学生が夏の制服の上にハッピを着て、楽しそうに万歳のポーズをとっている。
ホタル研究パイオニア校という文字とホタルのイラストが描かれている。

地域とつながる、
中津南高校耶馬溪校

手前に川が流れ、右側には橋が架かっている。奥には濃い緑の杉林と山々が連なり、青空が広がっている

中津南高校耶馬溪校は、「小さな学校の大きな挑戦!」をスローガンに、生徒一人ひとりが主役になれる学校を目指しています。全校生徒約50人という小規模校だからこそ、一人ひとりに寄り添った丁寧な学びを実現しています。
耶馬溪の豊かな自然や地域の方々とのふれあいを通して、想いや考えをカタチにする力や、仲間と協力する力を育んでいきます。地域の中で学び、支えられ、成長していく3年間。自分らしい未来を見つけるためのかけがえのない時間を共に過ごしませんか?

動画で見る耶馬溪校

カリキュラム

令和8年度から学科名称を「普通科」から「環境・社会共生科」へ改称し、地域や社会とつながる学びをさらに深めていきます。

1年生では、全員同じカリキュラムで基礎学力の充実を目指します。2年次から、以下の3つのコースに分かれます。

4人の学生が真剣な表情で、机の上に広げられた書類に書き込みながら話し合っている

進学コース

進学コースでは、大学・短大・専門学校などさまざまな受験形態に対応した授業が行われています。
少人数の利点を生かし、一人ひとりの理解度に応じた学習指導が重視されています。

パソコン教室で授業を受ける学生たち

情報会計コース

専門教科「商業」のビジネス情報分野と簿記会計分野を中心に、ビジネスの諸活動に必要な、基礎・基本的な知識や技術の習得を目指します。
各種検定に対応した授業が行われ、3種目以上の1級を取得することも可能です。また、地域産業の現場で実際に就業体験を行うなど、主に体験的な学習を行います。

車椅子に座っている学生に、別の学生が食事を介助している様子。二人は向かい合って座っており、介助している学生は笑顔でスプーンを差し出している。

生活福祉コース

生活福祉コースでは、福祉に関する専門的な知識と技能を学びます。
外部講師による授業や福祉施設実習を行い、家庭看護や高齢者介護の充実を図る知識と能力の習得、そして介護職員初任者研修の資格取得を目指します。
また、栄養・食品加工・調理などに関する学習も行い、食事を総合的にデザインする能力の向上も目指します。

耶馬溪校の特徴

学年の枠を越えた交流

屋外でフラフープを使って輪を作っている5人の学生。周囲には他の学生や大人がいる

学年1クラスのため、各種行事では全学年が一緒に行動することがほとんどです。春の歓迎遠足では、全学年が混ざった班を編成し親睦を深めます。全校生徒・職員が顔見知りのアットホームな学校です。

豊かな自然を活かした探究的な学習

水辺で自然観察をしている学生たち

耶馬溪町の美しい自然や地域資源を題材に、自ら問いを立てて学ぶ探究活動を展開しています。
観察・調査・発表を通じて思考力や表現力、コミュニケーション能力を養います。

地域とつながる実践的な活動

複数の学生と大人の男性たちが、協力して神輿を担いでいる

地域の人々との交流を通じて、教室では得られない学びに触れることができます。多様な世代との関わりの中で、社会の一員として生きる力や主体性を育てます。

一人ひとりの個性を活かした進路指導

 4人の学生と1人の教師が、パソコンが置かれた机を囲んで座っており、教師はパソコンの画面を覗き込みながら、学生にアドバイスをしている。

多様な進路に対応できるよう、生徒の特性や希望に応じた個別指導を実施しています。小規模校ならではのきめ細やかなサポートで、自分らしい進路選択を後押しします。

地域に根差した取り組み

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I
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広い室内で、体操をしている学生と高齢者たち

だいだいクラブ

「だいだいクラブ」とは、耶馬溪校の生活福祉コースの生徒たちと地域の方々が「まーちゃん家」に集まり、レクリエーションやゲームを行うサロンのこと。サロン名の「だいだいクラブ」は、何代も続く「代々」が由来となっており、世代間のつながりを大事にしたいとの思いが込められて命名されました。月に1度、生活福祉コースの生徒が主体となって介護予防体操や脳トレなどを行います。

教室で小学生に授業をしている3人の高校生。一人がマイクを持ち、手を挙げている小学生に向けている。

耶馬溪学

ホタルの飼育・観察を通して、自然環境と命の尊さを高校生の視点で考え、学ぶ、耶馬溪校ならではの学校設定科目です。また、中津市立城井小学校の児童へ向けて「ホタル授業」を行い、幼虫飼育・放流式などを合同で実施します。さらに、耶馬溪町の河川水質調査や生体調査など環境に関する研究を行い、研究成果を文化祭やイベントで発表しています。

高校生カフェのレジカウンターに立つ3人の女子学生。一人はクッキーの箱を持っており、他の二人はピースサインをしている。

YABAKEI CAFÉ

総合的な探究の時間では、地域の「匠」から食文化を学び、地元施設を活用した高校生カフェを通して、社会とつながる力や、主体性などを身につけます。メニュー開発からお店の運営まで実践することで、アントレプレナー(起業・事業)を高校生のうちから学ぶことができます。また、地域の方々とも触れ合うことで、コミュニケーション力もアップします。

“耶馬溪留学”各種サポート

三角屋根が並んだ二階建て風のデザインをした、3戸が連なるアパート。背後には山々が広がっている
1

生徒寮の整備

既存の施設を整備し、生徒が安心して暮らせる住まいを準備します。また、手づくりの食事を朝夕提供し、急な体調不良にも24時間対応します。

黄色い自転車が屋外に置かれている。背景には、建物や軽トラックが写っている。
2

生活必需品の貸与による生活支援

電動自転車や冷蔵庫、洗濯機、ベッドなど生活必需品を無償貸与します。

青いモーターボートに引っ張られ、水上スキーをしている人が写っている人がおり、水面には大きな水しぶきが上がっている。
3

水上スポーツに係る費用の支援

国内屈指の水上スポーツ施設「アクアパーク」での水上スキーに係る費用を支援。全国で活躍する選手を育成します。

平松あすかさんの人物画像。

高校コーディネーターによる地域連携のサポート

高校コーディネーター平松 あすか さん

地域住民による「耶馬溪校見守り隊」が、寮の管理や生活のサポートを行います。安心できる生活環境や学校生活が送れるように全力でお手伝いします。不安なことがあれば何でも相談して下さい。
また、学習面では探究学習の充実を図るために、地域の方々が外部講師として授業に参加。実践した探究活動を行います。皆さんの将来の夢や進路の選択肢を広げるために、たくさんの学びを提供します。

耶馬溪校見守り隊

地域住民8名で結成。飲食店やカフェのオーナー、地域おこし協力隊OBなど様々な分野で活動している大人が高校生を全力でサポート。
食事や学習面など高校生の力になります。

 室内に集まった7人の大人と学生が笑顔で手を振っており、そのうちの4人が、青い付箋がたくさん貼られた大きな紙を掲げている。

進学&就職情報

近年の進学状況(過去5年間)

【大学】

筑波技術大学 別府大学 梅光学院大学

【短期大学】

別府溝部学園短大 東九州短大 東筑紫短大

【大学校】

大分県立農業大学校 大分県立工科短期大学校

【専門学校】

IVY大分医療総合専門学校 北九州リハビリテーション学院 小倉リハビリテーション学院 藤華医療事務専門学校 KCS大分情報専門学校 宮崎ペットワールド専門学校 他多数

近年の就職状況(過去5年間)

ダイハツ九州 ルネサスエレクトロニクス大分工場 KOTANI 愛宕自動車工業 太陽インダストリー 富双シート カネク大分 浜岳製作所 耶馬溪製作所 西野物産 九州市光工業 TF-METAL九州 燦燦館東なかつ さつき苑 いずみの園 まつざきクリニック 吉田喜九州 全日警 アップル ランテック 豊和銀行 宇佐神宮 望箭荘 他多数

年間行事

4月

入学式 対面式 歓迎遠足 節目オリエンテーション

5月

第1回ホタル授業

6月

高校総体 生徒総会 第2回ホタル授業

7月

クラスマッチ 先輩と語る会 平和授業

9月

進路激励会 体育大会結団式 体育大会 

10月

体験入学会 地域一斉美化活動

11月

紅葉祭(文化祭) 出前授業

12月

クラスマッチ 保健講話

1月

修学旅行(2年生) 受験報告会

2月

進路ガイダンス ホタル幼虫放流式

3月

卒業式

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